毎日のように、多方面のたくさんの方々から、お祝いの電話やメールなどをたくさんいただき、本当に感謝の一言に尽きます

みなさんから頂いたコメントや感想の中で、印象に残った内容や嬉しかった内容をいくつか紹介させていただきます。
「ダメージのある同点ゴール奪われた直後・・・相手が喜んでいる中で、飛鳥11人が円陣を組んで気持ちを入れなおしているのには参ったよ♪スゲェ感動した。」
「松岡修三氏の指導をマネして、失敗してもガッツポーズ!怒られてもガッツポーズ!生徒たちが実践している・・・真吾さんらしくて、やっぱり面白いねぇ。」
「試合前とハーフタイムの大きな円陣で、スタンドの応援団に手を伸ばしていて、一緒に闘う雰囲気がとても良かった。」
最高のコメント、ありがとうございました

今振り返って、決勝戦の率直な感想と印象は・・・飛鳥にとって幸運な結果が出てホッとしたことと、十文字の地力というか伝統の強さに感服したことです。
飛鳥は、ここ3年間東京7強の中で、唯一この春の闘いに敗れ続けたチームで、関東に進むライバルたちの背中を見てきました。
しかし、この3年間は、私にとっては人間的に、とても意味のある時間だったと認識しています。
ときには、弱音を吐いたり、グチったりもしましたが・・・すべて自分に、飛鳥に何が足りなかったのか?と考え続け、うまく行き過ぎた時には気づけなかった大切なことを、たくさん悟ることができました。
投げ出したくなるような事や、逃げ出したいような経験もしましたが・・・真っ直ぐな生徒たちの姿に励まされ、「必ず次は・・・自分たちの番だ!」と信じて、夏・秋・冬と突っ走ってきました。
そして今回の結果なのです・・・優勝候補と言われる重圧の中でのぞんだビッグトーナメント!本当に高く厳しい壁だっただけに、頂点に登った時の気持ちがこんなにも良いものとは・・・しかし、まだ満足していませんし、ここが限界だなんて考えてません!
必ず、次の壁(関東大会優勝)も登り切りたいと決意しています

そして、十文字の選手たちにも敬服の一言です。
新チームになっての2度の対戦は、飛鳥の完勝でしたが・・・決勝戦は、しっかりと闘うチームを作り上げてきました。
伝統と王者の重圧の中で、いつも結果を出し続けるチームだけあって、1点ビハインドの状況下でゲーム内容を押し返し、後半には完全にポゼションで飛鳥を圧倒してしまいました。
特に36番の左サイドは、飛鳥DF陣を最後まで苦しめました。
また、飛鳥のサイドアタッカーに対して、数的に厚くして対応したディフェンスとモビリティーには驚愕しました。
中央突破に対しても、不安定な印象だったCBは、強い意志と集中力で飛鳥の攻撃を自由にさせてくれませんでした。
飛鳥との過去2戦では、あまり活躍できなかった13番(ユース代表候補)も、プレッシャーの少ないボランチでは、テクニカルなセンスで中盤に君臨しました。
何よりも私が心動かされ感じたことは、土曜授業を終えて、試合途中に制服で駆けつけた十文字の女生徒の多さでした。
これは、十文字の選手たちが学校生活などで仲間に好かれ、人間的に豊かな子たちばかりだからこそ・・・クラスメイトなどが、たくさん集まったのだと推測したからです

PK戦で敗れ、泣いている彼女たちに・・・気の利いた言葉をかけることは、私にはできませんでした。
過去3年間の飛鳥の選手たちにもダブって、勝負の厳しさと残酷さを改めて痛感した瞬間であり、胸が苦しくなりました

今回は飛鳥が勝ちましたが、東京都の高校女子サッカーの終わりなき勝負は未来に続いているし、すでに始まっています。
今後、たとえ飛鳥が『勝者』になれなくても・・・「表裏一体」「明と暗」「光と影」があるように、そのすべてが意味を持ち、互いを尊重し讃えられるなら、必ず「幸せ」を感じれる瞬間があると考えています

また次回も、見ている人々の心が感じて自然に引き込まれてしまうような試合を、勝っても負けても胸を張れるような試合を、東京のライバルチームとしたいと思います。
「向かうところ敵なし!」「闘志なき者はグラウンドを去れ!!」